気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大学教授の株ゲーム

経済学者と数理工学者の2人が、日本の株式相場に臨んだ実践記です。実際に売買した時期は、1988年ということでいささか古いですが、大学教授の2人が、どのようなことを考え、どのような基準で株売買をしたのか、その過程が説明されているので、とても…

深い河 - 遠藤周作

遠藤周作の本を読んだのは何年ぶりだろうか。僕が、十代〜二十代にかけてかなりの作品を読んだものです。遠藤氏の純文学に分類される小説はあまりにも重いテーマを扱っているものが多く、しばらく敬遠していましたが、久しぶりに読んでみて、当初思っていた…

頭がよくなる数学パズル

数と図形を扱うパズルを100問集めた本です。この本に出てくる問題の多くは小学校の算数の知識で解ける問題です。でも、なかなか手ごわい問題が多く、ひらめきと根性が必要な問題ばかりです。頭の体操に持って来いの本だと思います。パズル好きの人は、既にこ…

大事なことはすべて盛田昭夫が教えてくれた

ソニーを世界企業に育てたあげた盛田昭夫氏の素顔に迫る一冊。ウォークマンの開発プロジェクトのリーダを務めた著者だからこそ描ける盛田昭夫氏の様々なエピソードを知ることができます。盛田昭夫という人の魅力を存分無く伝えてあると思います。この本の最…