気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

こころ - 夏目漱石

まずは、Bookデータベースからの抜粋 親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生”という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主…

Itと呼ばれた子―少年期ロストボーイ

『ITと呼ばれた子 幼年期』の続編。母親からの虐待から逃れ、里子として暮らした12歳から18歳までの多感な時期の出来事が描かれています。あれほどまでにむごい仕打ちを受けながらも、母親の愛を欲してしまうデイビット少年のことを思うと胸が張り裂けそ…