気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ブレイブ・ストーリー (下) - 宮部みゆき

主人公のワタルは、旅の仲間と共に、助け、助けられながら、そして、悩み苦しみながらも、力を合わせ運命の塔を目指してゆく。歩みは遅いけれど、着実に。一方、たった一人で一直線に運命の塔を目指すミツル。手段を選ばない彼は、強力な魔法の力で多くの犠…

ブレイブ・ストーリー (中) - 宮部みゆき

主人公のワタルは、キ・キーマ、ミーナという旅の友達を得て、現世での自分の運命を変えるために、運命の塔を目指す旅に出ます。ゲーム好きの宮部みゆきが作り出す、幻界(ビジョン)は、いろいろなアイデアが盛り込まれていて楽しめます。この旅を通じ、ワ…

ブレイブ・ストーリー (上) - 宮部みゆき

「宮部みゆき」の書いたファンタジー小説、今アニメ映画で公開されているという程度の事前知識だけだったので、『ドリームバスター』や、『ICO -霧の城-』のような話しなのかな、と思って読み始めましたが、上巻は、現実世界の話が3/4を占めていていまし…

PLUTO(1)

鉄腕アトム「地上最大のロボット」が原作ということで、久しぶりにコミックを購入して読みました。浦澤直樹という漫画家が『YAWARA!』を書いた作家ということも知らずに購入したのですが、予想を上回る内容にとても満足しています。主人公は、アトムではなく…