気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ねこ耳少女の量子論

なぜか、家内が買ってきた本です。結局僕が読みました。ここに書いてある内容は、量子論のさわりの部分で、素人の僕でも、「ああ、これはどっかで読んだな」という内容がほとんどでしたが、頭の片隅に追いやられていた知識を再度呼び戻すことができました。…

サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ

平たく言えば、ロボット本です。『人とロボットの秘密』(堀田純司著)を読んで、別のロボット研究の本を読みたいと思い、選んだのがこの本です。第65回世界SF大会/第46回日本SF大会「Nippon2007」でのシンポジウム「サイエンスとサイエンスフィクションの最前…

人民は弱し 官吏は強し

大正時代には全盛期を迎えた星製薬会社の創業者であり、ショートショートの第一人者である星新一の父親である星一(はじめ)氏の伝記小説です。ずいぶん前に一度読んだことがありますが、最相葉月の『星新一 1001話をつくった人』を読んで、再度読んでみた…

PLUTO (7)

面白いけど難しいマンガです。そこがこのマンガの魅力なのですが、一回読んだだけでは、「これはどういう意味なんだろうか」と理解できない箇所がたくさんあります。次の第8巻が最終巻ということで、これまでの謎がそろそろ解決してもいいころなのですが...…