気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

心とろかすような―マサの事件簿 - 宮部みゆき

宮部みゆきのデビュー作『パーフェクト・ブルー』の続編。元警察犬・マサと蓮見探偵事務所の加代子等の活躍を描く、短編集。収録作品は、「心とろかすような」「てのひらの森の下で」「白い騎士は歌う」「マサ、留守番する」「マサの弁明」の5編だが、最後…

秘密 - 東野圭吾

妻と小学5年生の娘を乗せたバスが崖から転落し、妻は死亡、娘は、妻の葬儀の夜、意識を取り戻す。しかし、娘の体には、死んだはずの妻の魂が乗り移っていた。妻は、娘・藻奈美として生きてゆくことに... ストーリー、心理描写、伏線、思いがけない結末などな…

経済ってそういうことだったのか会議

「だんご三兄弟」「ポリンキー」「バザールでござーる」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏と竹中平蔵氏の経済を話題にした対談集。経済学の素人の代表である佐藤雅彦の素朴な疑問(これはとても本質的な疑問なわけですが)に対し、竹中氏がとても…