気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ

ソフトウェア開発における真実とウソについて論じた書籍。現場の開発者ならばほとんどの人が、納得できる内容になっているのではないだろうか。とにかく、現場の開発者の視点から物を言っているのがよい。ソフトウェア開発者全員に読んでもらいたい本である…

いちずに一本道 いちずに一ツ事

書家「相田みつを」の自伝エッセイ。相田みつをの言葉がなぜ、心の奥に響き渡るのか、このエッセイを読むとその理由の一端を知ることが出来るような気がします。頭の中だけで考えた言葉ではなく、全てが、自分自身の体験から来ている言葉なのだと。題名にも…

四日間の奇跡 - 浅倉卓弥

小指を失った元ピアニストの青年と脳に障害を持った少女が遭遇する不思議な出来事を扱った「癒しのファンタジー」。東野圭吾の『秘密』と同じネタを使った作品ですが、内容も趣も全く違った作品でした。とても落ち着いた文体は僕好みですし、心理描写、会話…