気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夏への扉 - ロバート・A・ハインライン

SFの古典的名作。数年前から読みたい本リストには入っていたのですが、やっと読むことができました。発表されたのが、1957年ですから。今から51年前の作品です。舞台は、近未来の1970年と2001年。会社を共同で運営していた親友と対立し、会社を去ることにな…

新釈 遠野物語 - 井上ひさし

柳田国男の名著『遠野物語』の世界に挑戦する、井上ひさしの現代の怪異譚9話。ということですが、僕は『遠野物語』を読んだことがないので、比較することはできません。でもとても面白かったです。遠野の近くに住む国立療養所でアルバイトをしている青年が、…