気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ダ・ヴィンチ・コード (下)

下巻も一気に読みました。読んでいると、頭の中に映像が浮かんできて、まさに映画向きの作品だと思います。ただ、謎解きの部分はとても込み入っていて、映画での表現は難しそう。タイトルから、下巻では、レオナルドダビンチが残した謎の解明について、もっ…

ダ・ヴィンチ・コード (上)

ルーブル美術館の館長が殺されるシーンから始まるのですが、館長は死ぬ間際に、あらん限りの気力を振り絞り、奇妙なダイイングメッセージを残します。この最初の4ページのプロローグで一気にのめりこんでしまいました。さすが、世界的なベストセラーになっ…

米内光政 - 阿川弘之

僕は戦時中の人物についてはほとんど知らないので、この小説を読んで初めて「米内光政」('よないみつまさ'と読むのだそうです)という人物を知りました。三国同盟・日米開戦に最後まで反対した海軍軍人で、首相、海軍大臣を務め、終戦工作、ポツダム宣言受…