2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昔読んだのを再読しました。全く内容を覚えていなかったのでかなり楽しめました。一夜にして、1億人の日本人が忽然と消えてしまい、消えのこった20数名の日本人が、異常な状況下で、どう行動するのかを描いたSF小説です。私たちが当たり前だと思っている社…
この『ハル』は、単行本『あしたのロボット』の文庫化に伴いに改題されたものです。ロボットと人間の新しい関係を描いた6つの物語が納められています。どれも、ロボット工学の現状を詳細に調査した上での作品であるため、半SF(そんな言葉はないけれど)と…
『弥勒の月』『夜叉桜』に続くシリーズ3作目。これまでと違い4編の短編から成っています。刀を捨てた商人遠野屋清之介の周りで起こる事件を、同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治が解決してゆく時代小説です。今までの2作は、暗く重い印象が強かったですが、今回…
御巣鷹山の日航機墜落事故の全権デスクを任された新聞記者・悠木の苦悩を描いた作品。真剣に仕事に取り組む人たちの熱いドラマです。家族、友人、上司、部下様々な人間関係の中で葛藤する主人公・悠木の心がすごく良く表現されていると思います。作者の横山…
電子書籍として読みました。PCで読みましたが、iPod Touchで読んだらどんな感じだったのか、内容よりも、その点が気になります。(iPhoneは持ってません)電子書籍を無料で配布するという試みは、今後も続くかもしれないので、その時は、 iPod Touchで読もう…