気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

すぐそばの彼方 - 白石一文

代議士である父親の秘書を務める主人公の柴田龍彦は、心に傷を持ち、そのダメージからなかなか立ち直れないでいます。しかし、ある父親の政権抗争に巻き込まれることで、徐々に自分を取り戻して行くのですが、人生最大の選択を迫られることになります...主人…

スナーク狩り - 宮部みゆき

息子が「何か面白い本はない?」と言ってきたときに、息子に渡した本がこの「スナーク狩り」。以来、息子も宮部みゆきの本を読むようになりました。この本、出だしが最高に良いですね。散弾銃を隠し持ち、ホテルの披露宴会場へ向かう若い女性。この冒頭の部…

.NETエンタープライズWebアプリケーション開発技術大全〈Vol.2〉ASP.NET基礎編

「開発技術大全」という名称からは、なにやらとても難しそうな印象を受けますが、Webアプリケーション開発の基礎をとても丁寧に解説していますので、これから、ASP.NETで開発を開始する方のオススメです。この本の特徴は、プログラミングのためのハウツー本…

天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方

ワールドコムの株で大損した数学者の著者が、数学的な切り口で株の投資理論(?)を紹介してくれます。「天才数学者に株にハマる」という題からは、気軽に読める本かと思ったのですが、そうではなく、かなり頭を使って読まないといけない本でした。とはいっ…