気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

池井戸潤

鉄の骨 - 池井戸潤

建設業界の談合を扱った社会派小説。 数年前に小池徹平くんが主演したNHKのTVドラマを見て、いつか原作も読んでみたいと思っていた作品です。 骨太のTVドラマも良かったですが、原作も同様にぐいぐいと話の中に引き込まれました。 企業が生き残るための談合…

銀翼のイカロス - 池井戸潤

半沢直樹シリーズ第4弾。 今回は破綻寸前の航空会社が舞台です。この人物のモデルになったのは誰だろうと勝手に想像してしまいました。社会派ドラマとして読むといろいろと物言いがつきそうな感じもしますが、勧善懲悪のエンターテイメントとしては、理屈抜…

ロスジェネの逆襲 - 池井戸 潤

シリーズものだとと知らずに読みました。前作を読んでいなくても全く問題ありませんでした。「下町ロケット」も良かったけど、この「ロスジェネの逆襲」も良いですね。企業小説にしては、堅苦しさがなく、とても読みやすかったです。ここまで、スカッとする…

下町ロケット - 池井戸 潤

とても面白くて僕にしては短期間で読み終えることができました。読み始めた時は、想像とは全く違った話の展開で、「なんだ、たんなる企業小説か」と感じましたが、読み進めるうちにどんどんと引き込まれていきました。そして最後は感動の涙。佃社長をはじめ…