気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

インサイド・アップル - アダム・ラシンスキー

アップルの製品とスティーブ・ジョブズのことは知っていても、それ以外のアップルという企業がどう運営されているのかについては、ほとんど語られることが無かったわけですが、元幹部や社員へのインタビューを通じ、アップルという企業について説明していま…

おかげさまいっぱい - 足立大進

臨済宗円覚寺派前管長の足立老師がとても分かりやすい文章で、仏教について語っている本です。何世代にもわたって繋がってきたこの命に感謝し、自然に感謝し、周りに感謝し、思いやりの心を持って日々を過ごそう、という趣旨のことが書かれています。 「自分…

日本企業にいま大切なこと - 野中郁次郎, 遠藤功

この本の主題は、アメリカ型の価値観から日本本来の価値観に基づいた経営へ、ということでしょうか。コンセプト作りが苦手な日本人にとって、現場力からくるイノベーションが鍵となり、それが日本の力であるということを説明しています。日本企業の価値観は…