よしもとばなな
久しぶりの よしもとばなな さんの作品。 父が経営する小さなステーキ&ハンバーグ店「ジュージュー」を一緒に支えている娘の美津子を中心に繰り広げられる、哀しくも優しい物語。 ここに出てくる登場人物達も、そして僕たちも同じような一日を繰り返し生きて…
泉鏡花文学賞を受賞した「キッチン」とその続編「満月―キッチン2」、デビュー前の作品「ムーンライト・シャドウ」の3編が収録されています。3編とも、身近な人の「死」の痛手からの再生をテーマにした物語で、悲しさから感傷にひたっていても幸せはやって…
半年ほど前に中学生の娘と本屋に行ったときに娘が買った本。「アルゼンチンババア」という変な題名と「ばなな」という作者名に興味を持ち、なんか面白そうだからという理由で購入を決めた彼女ですが、中学生にはまだこの小説のよさは十分には伝わらなかった…