気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

遥かなるケンブリッジ

イギリスでの1年間の生活が生き生きと描かれています。
藤原正彦氏の観察力の鋭さが良く表れているとても上質なエッセイだと思います。
数学者が書いた文章ですが、すらすらと、そして楽しく読めました。
情景描写などの文章がとても上手いという印象を持ちました。

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)