気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

ガニメデの優しい巨人 - ジェイムズ・P・ホーガン

前作『星を継ぐもの』に比べると異星人ガニメアンと地球人の交流を描いたこの第2作は、若干インパクトは少なかったけど、それでも十二分に楽しめました。
異星人とどうやって意思疎通するのかという点で、ある程度納得できる答えが用意されていたので、すんなりと物語に入っていけたと思います。
地球上で人類だけがなぜ突出した進化を遂げることができたのか、その謎解きに唸ってしまいました。その説得力の高さに脱帽です。

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)