気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

ダ・ヴィンチ・コード (下)

下巻も一気に読みました。
読んでいると、頭の中に映像が浮かんできて、まさに映画向きの作品だと思います。ただ、謎解きの部分はとても込み入っていて、映画での表現は難しそう。
タイトルから、下巻では、レオナルドダビンチが残した謎の解明について、もっと詳しく書かれているのだろうと想像していたのですが、ダビンチについてはほとんど触れられていませんでした。その部分がちょっと残念ですが、途中であっと言わせる大どんでん返しも用意されていて、本当に楽しく読むことが出来ました。知的好奇心を満足させてくれるエンターテイメント小説の傑作だと思います。

ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

ダ・ヴィンチ・コード〈下〉