流星ワゴン - 重松清
2002年に「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた作品であり、Blogの書評などでも絶賛している方が多い作品です。
ただ、期待が大きすぎたのがいけなかったのでしょうか。涙するところまではいきませんでした。性的描写も不要のような気もしました。
とはいっても、「人生はやり直しがきかない、でもこれからはあなた次第で変えることができる」というこのお話のテーマは、僕の心に深く突き刺さりました。途中、家庭崩壊の話があまりにも辛く、ページをめくるのが怖くなる場面もありましたが、最後は前向きな気持ちになることができ、ホッとしています。
もし、これから、人生に絶望するようなことがあったら、主人公のことを思い出そうと思います。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/15
- メディア: 文庫
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