2013-11-22 三国志(一) 桃園の巻 - 吉川英治 吉川英治 北方謙三の三国志とは随分と趣を異にしています。ちょっと想像していたものとは違っていました。三国志の主人公の一人である劉備玄徳には荒々しいところがないのが気になります。世の乱れを正し人々を救うという大志がいまいち感じられません。そのせいか感情移入が中途半端なままです。 一巻目ということで、無難なスタートというところでしょうか。今後の展開を期待します。 三国志(一) 桃園の巻 (新潮文庫) 作者: 吉川英治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/01/28 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (12件) を見る