気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2014-01-07から1日間の記事一覧

桜ほうさら - 宮部みゆき

宮部みゆきの時代小説は、程よい軽さと緊張感のバランスが良く、すいすいと読んで行けます。 人間の心の闇を描いた最終話の盛り上がり方、緊迫感はさすがです。主人公・笙之介と和香の会話がこころを和ませてくれますし、あのエピソードがここに繋がってくる…