動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか - 福岡 伸一
『生物と無生物のあいだ』を書いた分子生物学者の福岡伸一の科学エッセイ。
生物とは何かをとてもわかりやすく噛み砕いて説明してくれます。
アンチエイジング、ダイエット、ウィルスなど、身近な話題を、われわれ一般人とはまったく違った切り口で論じており、読んでいて楽しい作品です。
特に、コラーゲンを直接食べても、肌につけても、美肌にはなんの関係もないという話は、化粧とは無縁の僕にも面白い内容でした。
それにしても、命とは本当に人知を超えた摩訶不思議なものです。本書を読むと心の底からそう思えます。
ただ、同じ主張が何回も何回も繰り返し出てくる点は、マイナスかな。まあ、雑誌に連載されたものをまとめたものなので、仕方ないかな。
- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2009/02/17
- メディア: 単行本
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