気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

三国志(五) 孔明の巻 - 吉川英治

この巻は大きく話が動きましたね。劉備関羽の再会、孫策の死、曹操の河北平定、劉備徐庶との出会いと別れ。そして諸葛孔明の登場。いわゆる三顧の礼孔明のところでこの巻は終わり。孔明の活躍は次巻からということですね。

それにしても前巻もそうでしたが、曹操関羽に対する思いは、なみならぬものがありました。関羽との約束を破らなかった曹操に将たる器を感じざるを得ません。

 

三国志(五) 孔明の巻 (新潮文庫)

三国志(五) 孔明の巻 (新潮文庫)